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2月29日(火) 梅に落ちる春の雨/変なトラブル

朝からの曇り空は、その後、雨となったようだ。降っているところは見てないが、駐車場に停めてあった車がしっかりと濡れていたので、それとわかった。

雨なんぞ降ったら底冷えしてきそうなところだが、どうやら南仏は春を迎えつつあるらしい。確かに冷えてはいるんだが、生易しいというかなま暖かいというか。

今朝、近所のお宅の庭に梅(のような)の花が咲いているのに気付いた。ほとんど満開に近いのに、今まで気付かなかったとは。パーッと咲いた小振りの花を見ると、春の温かさが余計に感じられる。

日本では梅が咲き、すぐに桜の季節になるんだろなぁ。

* * *

寝るのが遅いからか、朝起きるのが非常にキツイ。今朝もかみさん共々寝坊してしまい、仕事場には若干?遅刻して到着した。やや気まずい。

いきなり客から電話が掛かってきたら、妙に忙しないというか切羽詰まったような口調。「ナニゴトかいな」と思ったら、何だかよくわからんが変なトラブルが発生してるらしい。ふへ。自分の目と耳で確かめないとね。などと思いつつクリーンルームに入ってみたら、確かに不思議な現象が起きていた。これは確かに頭抱えるかもしれんな、とひとり肯きつつも、生憎何の解決策も持ち合わせていない私。情けなや。

その代わりと言っては何だが、アレヤコレヤと質問しつつ問題の切り分けや明確化を図ってみる。ま、これも一つの技術だよな。だって、闇雲に色々やってみても方向性が無いことには、何処に行き着くかわからんしな。

最終的には何が悪いのかハッキリしたので一安心して、クリーンルームを後にした。一先ず良かった。

2月28日(月) Mach3に負けた傷

ボーッと髭を剃っていたら、カミソリを斜めに走らせてしまい、顎に傷を作ってしまった。大出血大会。顔に残っていた水分と血が混じり、ポタポタと垂れていている。ティッシュを手にとり押さえてたが、中々止まってくれない。こんなとき、切れ味鋭い三枚刃であったことを恨めしく思う。

* * *

このカミソリ。

何年も愛用していたのはSick Super FX(曲がる二枚刃スムーサー付き)だったが、替え刃を買いに行ったとき、つい目新しいものに手を出したのだった。それが、Gillette Mach 3(あ、日本だけ名前が違ってる。Machsyn3だって)。随分前から売り出しており、その替え刃の値段の高さにかかわらず、ものすごく売れていることも知っていた。つまり、前々から気になっていたのだ。

髭剃りに関して、私は大学生から社会人に成り立ての頃までは、ずっと電気カミソリを使っており、いわゆる電気カミソリ派だった。何度かカミソリ剃りに挑戦してみたことはあったが、その度にカミソリ負けで血だらけになり使用を諦めていたのだ。

そんな私がカミソリ剃りに転向したのが、このSick Super FXの前モデルであるSick FX(初代?曲がる二枚刃)からだった。まだ結婚する前、かみさんが知り合いに貰ったと大量の試供品をくれたのだ。試供品には、カミソリのホルダーと替え刃が一枚、それとミニシェービングフォーム。そのセットが十以上も入ってたろうか。

その曲がる二枚刃という、お肌にやさしげな文言に負け試してみる気になった私は、恐る恐る寮の風呂場で試したのだ。最初に思ったのは「あ、当りが柔らかいなぁ」だった。血だらけにならずに、ちゃんと剃れたのだ。

* * *

で、最近使っているMach 3。さすが売れてるだけのことはある。使い心地が全然いいし、無理をせずにかなり深剃りが利くのだ。これは、一度使い出すと止められない。などと暢気に剃ってたら、今回の大出血と相成ったわけ。

これで顎に三本線の傷でも残ったら、まるでADIDAS『一二の三四郎』の「ぺいじ」ではないか。あ、あれはネコの引っ掻き傷だったっけ。

2月27日(日) 自転車レースを見てきた

ツール ド フランスをその筆頭に自転車レースのとても盛んなヨーロッパでは、道で練習しているロードレーサーを見掛けることも多い。

行けぇ〜ヒデ!
真ん中の黄色いヘルメットがヒデ。スポンサー募集中らしい。
先日から町に溢れていたポスターで知っていたのだが、この日曜日にエクサンプロヴァンスの大噴水辺りを使っての自転車レースが開催される。時間は明記されてなかったが、恐らく昼頃からだろうと予想して、12時過ぎにデジカメ片手に街中へ。

予想通り、既に交通規制が始まっており大噴水へ向かう道は通行止めになっていた。コースとなる場所は既に鉄柵で囲まれており、何人かの選手が揃いのユニホームで練習していた。知った顔を見つけ近付いてみると、Hさん達だった。かみさんの仏語学校での知り合い。同じ学校に通う、ヒデがこのレースに出るとこのことだった。彼は自転車の為にフランスに来ているらしい。

レースが始まったのは1時頃。大噴水のロータリーと別のロータリーを結んだコースを40周で距離は35km程だそうだ。これを一時間以下で走りきってしまう。自転車レースを間近で見るのは初めてだが、そのスピードには驚く。観客ののすぐ側をカーッと通り抜けていくため、通りすぎた後には風が残るのだ。

さすがにそれだけの周回を重ねていくと、トップが激しく入れ替わるし、離れたかと思うと全選手が一つの塊になっていく。全体を見てるとまるで伸び縮みするイモムシか何かのようで、全員で一つの生命体を構成してるような妙に有機的な動きが面白かった。

我々が応援していたヒデは、途中トップに立つこともあったが、最終的には中位でレースを終えた。後で聞いたのだが、得点はかなり複雑に計算されるようで、トップで回った周があるとそれでもポイントになるらしい。同じようなレースがこれから場所を変えて毎週行われていくそうだ。

* * *

プロの方々
プロのレースの様子。ユニフォームも派手だし、スピード感が違う。
と、これで終わりというわけではなく、ロードレースのプロフェッショナル達のレースが続く。それぞれが所属するチームのカラフルなユニフォームを纏い、さっきまでのアマチュアとは違った雰囲気だ。何というか、全体から発する力強さというかパワー、みなぎるエネルギーを感じる。周りを囲む観客もずっと多くなってきた。

と、そこにレースを終えたヒデが戻ってきたので色々と話を聞いた。今回のレースは35km程と距離が短いため、かなりやりにくかったそうだ。「えっ、35kmって短いの?」と思った私だが、普通は100kmほど走るそうだ。で、最後の35kmぐらいというのが、「さてどうレースを仕上げるか」と考えるポイントとなる距離らしい。つまり、今日のレースはその最後の仕上げの部分からのスタートのようなもので、組み立ても何もなく、ペースが掴めなかったみたい。

話してるうちにプロのレースが始まってた。周回数は倍の80周なんで、約70km程。幾らプロでも1時間以上はかかるだろうし、応援する選手もいない。天気も崩れてきてやや寒くなってきたので、アパートに引き上げることにした。

2月26日(土) 気合いを入れて

ややキレイめの格好をしてマルセイユへ行って来た。

念願の買い物をしようというわけ。行ったのは前回見に来たときに目を付けておいた、一番大規模で品揃えの良さそうな店。エクスの店ではオバハンに厭な目にあってたので、それだけは避けたいなぁ〜と外から覗いてみると、ちょうど一番若い感じの良さそうな女性の店員さんの手が空いていた。

「よしっ」と軽く気合いを溜め、ドアを開けてもらうためのボタンを押す。こういう店の入り口は通常ロックされており、中から店員さんが客の様子を確認し、一々ロックを解除してくれるのだ。似たようなシステムは銀行やちょっとした洋服屋さんなど、かなり一般的に使われている。ちょっと冷やかし、などという気持ちでは入れないようになっているわけだ。

運のいいことにこの女性、英語がかなり上手だった。あぁ、若い人が担当で良かった。かみさんのかなりたどたどしいフランス語を使わずに済んでしまった。色々とこちらの我が儘を聞いてくれ、取り敢えず在庫してるものを試させてもらう。考えてたのとは少し違ったが、結構気に入ったものがあったようで、かみさんは在庫してるものから選んだ。

だが私の分は、かなり細かく指定したので注文ということに。来週になれば実際に手に入るかどうかがハッキリするはず。さて、どうなるかなぁ。

* * *

買ったブツを保証書などと共に専用の箱に入れてくれたんだが、その箱の蓋がやや浮き気味だった。どうするのかと思って見てると、引き出しから取り出した輪ゴムパチンッと留めたのだ。

「輪ゴムかよ、オイッ!」とかみさん共々心の中でツッコミを入れながら店を後にしたのだった。

* * *

買ったばかりの時計入りカバンを大事そうに小脇に抱え、怪しげな人々が闊歩しているマルセイユの町を通りすぎてきた。良かった、無事に帰ってこれて。ふぅ〜。

2月25日(金) ひび割れに注意

最近やたらに混んでる仕事先の駐車場。先日から現駐車場の隣りの空き地を整地していたので「あぁ、駐車場拡張するんだろな」と思ってた。整地が終わったようで、今朝から使えるようになっていた。…のは、いいことなんだが、我々のような身分の人間は、そちらの新駐車場しか使えないようだ。で、近い方の駐車場はガラガラなのにもかかわらず、遠いところへ車を停め仕事場へ。ふぅ〜、くだらん。

* * *

7時過ぎに仕事場を後にした。金曜だしね、少し早めということで。

その、遠くなった駐車場へとぼとぼと歩を進め、車に乗り込む。アンテナが伸びきらないため、今一つ入りの悪いカーラジオを聴きつつ、自宅へと急ぐ。週末だ。なだと思いつつね。高速をひた走り、少しゆっくり目に車を走らせる。だが、何故か一番遅い車線を保ちつつ。ま、これは気分次第だけど。

そのとき。うしろから勢いよく近付いてきた車が、横を走り抜けていった。パシッと小石が跳ね飛んできて、フロントグラスに当たった。思わず首をすくめる自分。幸い割れてはいないが、これでまた小さなヒビが入ってしまったかも。などとやや心配しながら帰った。

あぁ、これで三つ目のひび割れだなぁ。# でも、フロントグラスは交換しないけど。

2月24日(木) オリジナルとカバー

…という話で書こうと思ったけど、やっぱりヤメ。眠いし。

2月23日(水) 平凡な一日/食の会

特にこれといって変わったことが無い、平凡な一日。

それはつまり、山も無ければ谷も無かったわけで、詰まらなくもあるが、ある意味一つの幸せなのかもしれない。などと考えてしまった。これはきっと正しい。だが、それでも「詰まらないなぁ」などという独り言が溜め息交じりに出てしまうのだ。どうやら私は、心の底でChange & Challengeを求めているようだ。

はて、どうしたもんだろね。

* * *

今日、我が家では『食の会』と称した集まりがあった。昼だったので、僕は参加してないのだが、その時に作ったのの残りが夕食となった。この食の会というのは、持ち回りで各人の得意料理の作り方を参加者に教えあうもの、らしい。

前回のテーマは「キムチ」で、今回は「インド風カレー」。まだ横浜のたまプラに住んでた頃、藤が丘カルチャーセンターであった「インド料理講座」に、かみさんが参加して作り方を教えてもらったのだ。

その時のレシピがこんなところで役に立つとは。まともなインド料理屋の無いエクスに住んでると、自分で作らないと食べられないからね。

* * *

う〜ん、眠くって頭がまわらん。ということで、いい加減な日記で今日はおしまい。

2月22日(僕の誕生日) 誕生日を迎えて@ミラノ

出張中に誕生日を迎えてしまった。それも朝っぱらから会議。ふひぃ〜。

* * *

今回のミーティングでハッキリしたことが一つある。たとえ面子が同じでも参加人数が少なければ少ないほど、無駄に揉めないし余分な時間がかからない。お客との定期ミーティングの、中間チェックという意味合いが強いからかもしれないが。ま、本音を言えば、フランス人やイタリア人などのとても我が強くしたたかな連中相手の仕事なんで、かなり疲れるものはあるのだが、それでも今日のは比較的楽だった。

* * *

夜の飛行機で南仏の自宅に戻り一息ついた。開け忘れてた日経ビジネスをつらつら眺めてた。「時流超流」で青色LEDや青色半導体レーザーの第一人者である中村修二氏のことが取り上げられていた。日亜化学工業を昨年一杯で退職し、アメリカで大学教授に転身されたとのこと。以前、同じ日経ビジネス誌で読んだときの印象では、ずっと日亜化学のいるのかと思っていたのだが、そうではなかったようだ。ただ、これでノーベル物理学賞が取りやすくなったらしい。すげぇ〜。

45歳。実は、中村氏の記事で一番気になったのはこの年齢だった。私は今日、35歳になった。あと十年で一体自分に何が出来るのだろうか。それを強く意識してしまった。

十年後、何処に住んでいるのか。それもやはり気になってたりする。

* * *

昨日は日記を書いてftpしたものの、日記猿人への更新報告を忘れてしまった模様。どうりで、空メールが少ないわけだわな。

2月21日(月) 穏やかな天気@ミラノ

昼頃の飛行機でミラノ。

普段使ってる、朝4時起き&6時半頃フライトに比べると、楽で楽でしょうがない。申しわけないなと思ってしまうほどだ。だが、三十分以上も遅れたために事前打ち合わせも遅れて始まることになり、結果的に終わるのが遅くなってしまった。さすがに夜の11時過ぎると、まともな飯が食えるところは無い。日本なら、ファミレスやコンビニがあるからいいが、ここはイタリア。そんなものは無い。ホント不便だよなぁ。

* * *

ミラノも南仏も風が無く、穏やかでいい天気だった。もっと寒いかと思ってたミラノだが、それほど寒くなかった。長いコートがちょっと暑すぎたか?と感じるほど。こういう日の飛行機は何と言っても揺れないのがいい。離陸から着陸まで、ヒェ〜っと肝が冷えるような揺れがなかったのは、とっても嬉しかった。

* * *

明日は客先で、日本を交えてのテレビ会議だ。短時間でさっさと終わってくれることを切に強く祈る私。

2月20日(日) 無料プロバイダー/Flat E

最近テレビコマーシャルで頻繁に流れてるのが、ここWorld Online

ヨーロッパで最近売り出し中の無料アクセスプロバイダーだ。タダで、何の広告も無く、普通にPOP3アクセスできるメールアドレスや25MBのWebスペースも貰える。サインアップして即ID発行、アッと言う間に全部の機能が使えるようになった。自分のページを置いてるFREE.FRはフランス国内用だが、このWorld Onlineはヨーロッパ全域をほぼカバーしてて、イタリアやイギリス、それにオランダやチェコでも登録できるみたい。

FREE.FRのときも思ったが、一体これでどうやってお金を儲けるんだろうか。他人事ながら、やや心配。…しつつ、自分でも登録してみた。めちゃ簡単。しかし、なんでタダなのかなぁ〜。

* * *

Flat E昼飯にと思い、車で出掛けてQuick(フランス系ファストフード)。ついでにガソリンも入れた。天気が良くそのまま自宅に戻るのも詰まらんので、日曜もやってるVirgin MEGASTOREに。色々物色したけど、RostropovitchShania TWAINを購入。だが、Shania TWAINは失敗だった。なんか、自作曲とは思えないほど有りがちなフレーズに聴いたことあるよな曲調だらけ。継ぎ接ぎしたら出来ちゃった、という感じ。一応試聴してから買ったんだから、買った自分が悪いと言えばそれまでだけどね。

で、Rostropovitch。この人はベルリンの壁崩壊十周年でチェロを弾いてた人。良く知らないけど、かなり(というか、メチャメチャ)有名な人らしい。このCDを選んだのは、色んな作曲家の曲が入ってて、なんとなくお得感があったから。明日からの出張に持ってって、改めて聴いてみようと思ってる。

この二枚以外にVirginで買ったのが、右上にあるやつ。前々からかみさんがいたく気に入ってて、遂に手を出してしまったというわけ。これ、Levi'sのキャラクターにもなってたFlat Eで、Music Videoに登場してて絶妙の演技?を見せてくれてたのだ。手足がプランプランとしてて、弄ると癖になるかもしれない…。
# いい歳して、なにやってんだか。

2月19日(土) 雨のち、床屋

朝起きたら雨がしとしと降っていた。

「あ〜ぁ、これじゃ出掛ける気、しないなぁ」などと、煙るような雨を見つつ思った。本当は床屋行って髪切るつもりだったのに。そんなわけで、Webなどをウロウロしてたら、いつのまにか晴れ出してきた。

「アレ?晴れてるヤン」というわけで、珍しく午前中のうちに床屋に行って来た。やっぱ、昼前だと空いてるなぁ。短くなった髪に、ジェルなんぞを付けてもらい、すっかりオールバックの怪しい奴状態。う〜む、なんか変だなぁ。

* * *

今日はワインを飲み過ぎて眠いので、ここまで。

2月18日(金) メールニュース/またミラノ出張

何だかんだで今週も終わり。先週の出張中のように厳しいことはなかったが、ま、それなりにちょこちょことあったりはする。いいけどね、別に。

* * *

時間を見つけては余分なメールニュースや、興味の薄れたメーリングリストの登録削除をした。これでかなりスッキリしたような気がする。なんでかというと、まぐまぐで新たに幾つもメールマガジンを追加してしまったからだ。今回のテーマはニュース。それもフランスや世界のニュース、それから最近気になってるクラシック音楽関係のニュースなども。探してみると、有料のニュースメールサービス以上に読みやすく、使いやすい無料メールサービスがあったりして結構嬉しかったりする。やはり、現状に満足せずに、新たに探していくことも大事だなと思った次第。

後はどう時間をうまく使い、情報を咀嚼していけるか、だな。それと、自分の感度を高めていくこと。はぁ、なんか自分宛に難しい命題を出してしまったかもしれない。

* * *

またまた、来週はミラノ出張と決まった。日本とのテレビ会議の為、月曜から一泊だけ。幸か不幸か、朝いちの飛行機がFully Bookedだったので、お昼頃の飛行機になった。やはり、4時起きと普段通りの差は限りなく大きいからね。

2月17日(木) 4弦/時速160キロの風/思い

チェロを5弦だと昨日書いたが、やっぱり弦。CDのジャケットとか中に入ってるパンフ?でチェックしてから書いたんだが、その中の写真だと本当に5本に見えるんだよね。で、ちやさん(Thanks!)に指摘を受けて、改めてWebで色々探してみたけど、5弦のチェロなんて発見できなかった。んでね。やっぱり4本なんだよなと思いつつ写真を見直してみると、確かに4本だった。

はぁ、なんか情けないミスだなぁ。

* * *

晴れてはいたが、風が強くかなり冷えた。が、空は青く澄んでた。

一昨日から付けてるお天気バナーを見ると、何故か晴れマークではなく太めのになってた。最初見たときは何だこりゃと思ったが、どうやらこれは風が強いことを意味してるようだ。確かに今朝の天気予報では、沿岸の風速が160km/hと、ちょっと風が強いなと思う日の倍ほどになってた。

この、風速を時速で表わすやり方にはどうも慣れない。これを秒速に直すとに、約45m/secとなる。うむ、この数字になるとわかりやすい。確かにこれは滅多にない強風のようだ。そのため、晴れてはいても最高気温が10度足らずまでしか上がらなかったのだろう。いやもう、寒いさむい。

* * *

自宅へ戻る車。

「うまく行かないな」とブツブツと独り言を吐きながら、考えごと。アクセル目いっぱい踏んだり、強引にコーナー突っ込んだりしてみるが、そんなことじゃ頭に浮かんだ考えは消えない。それどころか、その輪郭をよりハッキリとさせていく。否定したいが、やはり仕切れない。抜き差しならぬものへとなりつつある。

2月16日(水) チェロの音を聴きながら

今日の空は寒く、暗かった。

だが、明日もそうだとは限らない。

* * *

BGMとして、Yo-Yo MAの「The Cello Suites, Inspired by BACH」を流しながらこれを書いている。たった4本の弦しかないのに、たった一人で演奏してるだけなのに、なぜにこれほど深く強く謳うのだろうか。不思議とさえ思ってしまう。

クラシック音楽に対する経験も知識も乏しい私には、やはり複雑で巧緻な交響曲よりも、ピアノだけとかチェロだけの方が心地よい。音が多すぎると、対象が散漫になってしまい、どうしても十二分に浸りきれない。

考えてみれば、学生時分にもはまったことがあった。その時はピアノだった。勿論、自分で演奏するわけではなく(というか弾けないが)、聴くのみ。で、何を聴いてたかというとGeorge Winstonが多かった。所謂Windham Hillレーベルというやつ。とにかく、レコードを買いまくった。激貧学生だった私は、常に貸しレコード専門だったが、行きつけの店にはWindham Hillなんて全く置いてなかったのだ。

「December」とか「Winter into Spring」とかね。今になって思うと、よくもまぁ買えたもんだと思う。何しろその当時、アパートの家賃も碌に払わずに、レコードや本代に注ぎ込んでたわけだし。

そう考えると、こうして自分で働いてCDや本を借金せずに普通に、それもかなり思う存分に買えるようになったわけだから、私も偉くなったもんだ。

と、自分を褒めても仕方ないか。

2月15日(火) 鍋/その他

かみさんが漬けたキムチが、まだ二週間足らずにもかかわらず、若干古漬けっぽくなってきてしまった。ということで、夕食はキムチチゲ。

ビギナーズラックかもしれないが、初めて作った割りにはかなりソレっぽく出来上がった白菜キムチ。作り方を教えてくれた人によると、日本でつくるときは塩辛などを使うらしいが、ここでは手に入らないのでアンチョビの瓶詰めなどを代わりに使うんだそうだ。それと、これは全然知らなかったんだが、辛味だけじゃなく甘みとしてハチミツなどを入れるんだそうだ。確かに言われてみれば、美味しいキムチって単純に辛いだけじゃ無かったかもなぁ。

ということで満足まんぞくな夕食であった。

* * *

メールサーバーの不調は未だに続いている。で、ちょっと勘違いしてたのだが、調子の悪いのはAT&Tの方ではなく、接続とSMTPサーバーの為に使ってるFREE.FRの問題のようだ。SMTPサーバーをAT&Tのものに変更してからは、ちゃんと動いてるように見える。が、さて実際のところはどうなんだろうかね。

なにか問題でも起きてるかと思い、FREE.FRをチェックしてみた。障害報告は無さそうだったが、新しい機能が追加になっていた。フランス国内の各地域の天気と気温がバナーになって見れるというサービス。左のこれは、マルセイユやエクスのある、ブッシュドローヌ県のもの。それから、右がパリ。

15日時点で、晴れと雨、最高気温で7度の差があった。ありがちな感想だが、フランスも広いやね。

2月14日(月) 火サス/メールサーバー不調

夕食後、まだ見てないビデオを適当に見る。火曜サスペンスの水谷豊主演『地方記者立花陽介』など。実はこのシリーズ好きなんだけど、理由は当然“森口遥子”が出てるから。いい感じで結構好きなんだよなぁ。

Webに情報とか写真とかないかなと検索してみたけど、YahoogooinfoseeklycosInfoNavigatorで全然だめ。引っ掛かるのはホンの数件だけで、有力情報は無しと寂しい限りだった。あまり人気ないのかなぁ。

色んなページをウロウロ見てるうちに、当初とは全く関係ないページに行き着いちゃって、そっちを読み始めるうちに、最初に探してた件を忘れちゃうってのはよくある話。今回も危うくそのパターンに陥りそうになったが、あまり面白そうなリンクには当たらなかった。

* * *

夕方ぐらいからか、POPサーバーの調子がおかしい。全く新着メールが来ないのだ。間違いなく来るはずのメールが何時になっても届かない。試しにと、自分宛にメールを出してみたがそれすらも来ない。もうかれこれ十時間近くこの状態が続いているが、せめて明日起きたときには復帰してて欲しいものだ。

発信元にエラーで戻ってたりすると、配信がキャンセルされるメールマガジンが出たりして厄介なんだよなぁ。因みにプロバイダーのNetwork Statusを見ても、「問題無し」と出るのみ。はてさて。

2月13日(日) 買う買う団、アウトレットへ行く@スイス

日記エンジンの登録が消えていた件は、日記猿人管理グループ池川さんからのメールで、悪戯などではなく、何等かのソフトウェアバグの影響らしいことを教えて頂いた。早速登録も戻して頂けたので、一安心。

* * *

今日の夜の飛行機で南仏に戻るんだが、一日ポッカリと時間が空いている。どうしようかとちょっと悩んだが、またしてもT君に無理をお願いして、スイスにあるファクトリーアウトレット『Fox Town』に連れていってもらうことにした。基本的に年中無休なんで、日曜日もOKなのだそうだ。

ツアーバスが出ているぐらいに有名らしいここは、ミラノから車で一時間足らずのところ。しかし、ホンの一時間行ったぐらいでスイスに入ってしまうほどミラノがスイス寄りだったとは、思ってもみなかった。

* * *

もっとダァーーーっとやたらに広い、アメリカにあるようなファクトリーアウトレットを想像してたが、実際に着いてみたらそうでは無かった。大きなビルに沢山の店舗が入ってるだけなんで、建物自体は一つだけなのだ。

「特に買いたいものも無いしなぁ〜」

などと言ってた割りには、二時間後には二人とも沢山の袋を両手から下げていた。フェラガモで靴&ネクタイ、プラダでシャツ、エスプリで革のジャケット&Tシャツ、ナイキで色々、ラルフローレンでシャツ、トラサルディで鞄。てな具合で買いまくってしまった。さすがにアウトレットだけあって、か〜なりお安く買えた。というか、そうでも無かったらこんなに色々一気には絶対に買えっこない。バーゲンシーズンを過ぎてたからか、アウトレット価格から、さらに50%Offとかになってるものも多かったしね。

* * *

そんなこんなで、大荷物を抱えてなんとか無事に自宅に戻ってきた。ふ〜、公私共々疲れた一週間であった。

2月12日(土) ほとんど寝てた@ミラノ

寝たり起きたりしながら、結局十一時過ぎまで寝てしまった。当然朝食は無し。というか、その時間じゃ遅すぎ。出かける前にと、シャワー浴びたり、昨晩書いてる途中で力尽きた日記を仕上げてftpしてから昼飯を食べに出かけた。

これは昨日から決めてたんだが、向かったのは『大阪』という日本食レストラン。当然、ここではラーメンを食べるわけだ。地下鉄を使って最寄りのMoscovaまで行ったはいいが、電車で来たのは去年以来だったんで、方向を見失ってしまった。すこしウロウロして、直ぐに見慣れた通りに出れたんでちゃんと着けたけどね。

てなわけで、辛口味噌ラーメンと半チャン&餃子のCセット。チャーハンがちょっとべったりで気になったが、餃子はかなり美味かった。

* * *

青空とドゥーモいきなりすきっ腹にビールを飲んでラーメン食ったりしたんで、かなり回ってしまい酔い覚ましも兼ねてSpiga通りなどのショーウィンドウを覗いてまわった。さすがにこの辺りに来ると、お金持ちそうなイタリア人や観光で来てる東洋系の人が多い。認めるのは悔しいが、やはりミラノでお店を見て回ると、ディスプレイも格好いいし、洒落てると思う。なんであんな連中から…。

そのまま歩いてドゥーモ広場まで行き、昼のドゥーモの写真を撮りつつジェラートなどをいただく。美味い。

* * *

歩き疲れたんで、ホテルに一度戻って二人して昼寝(17時〜20時前までだから、ほとんど夕寝だけど)してから、夕食に出かけることにした。ミラノ駐在のT君に電話して良さげなイタリアンレストラン情報を仕入れた。ホテルの人に電話してもらったが、時間が遅すぎて既に予約で一杯だった。で、電話してくれたホテルマンが言うには「週末なんだから、まともなレストランに行くんだったらせめて昼には予約しておかないと…」だそうな。ま、確かにそうだわな。

結局紹介してもらった近くのリストランテ/ピッツェリアに行くことにした。少し奥まったところにある店。肩ひじ張らずに、近所の住人が来れるようなレストランで、ワインも料理もティラミスゥも美味かった。アンティパストが結構多かったし、デザートも食べたかったから、セコンディは諦めた。それでもお腹パンパン。

* * *

ホテルに戻り、メールチェックがてらマイニッキエンジンを見てみた。ちゃんと更新報告したのに、自分の日記が出ていない。おかしいなと思い、日記猿人のサイトで確認してみたら、登録が削除されてた。一体何があったんだろうか。一応、問い合わせのメールは出してみたけど…。

2月11日(金) 回転寿司/雨上がりのドゥーモ@ミラノ

仕事は一応今日まで。今回の出張ほど中途半端で、納得のいかないことはなかった。客先から事務所に戻るときの車中、ため息しか出なかった。これじゃ、一体何のためにミラノくんだりまで来たのか、意味が無いんじゃないか。

* * *

雨上がり、夜のドゥーモ昨日までは天気のよかったミラノだが、今日は朝から小雨まじりの曇りになってしまった。これじゃ、週末の天気は期待できないな。ま、明日土曜日は街中でショッピングするだけなんで、あまり気にならないけどね。

会社の人に無理を言って取ってもらっておいたホテル。ドゥーモから歩いて5分足らず、街中のなかなか綺麗なホテルだ。HOTEL LLOYDと言うところ。幸い、カンパニーレイトで泊まれるんで結構安め(210,000リラ)だが、普通に予約したら絶対こんな値段じゃ無理だと思う。天井が高くって、なかなか気持ちのいいところ。

夕食は、ホテルから歩いてすぐのところにある、イタリア版ミシュランに出ていたところに行こうと歩き出した。軽く小雨が舞っていた。アレ?、その店の住所にある通りに来てみたが、該当するようなレストランが無い。だが、恐らくここだったのかなって場所に、『禅』と言う名の、回転寿司&和食レストランがあった。和食でも構わなかったので、この店に入ることにした。

客はほとんどイタリア人ばかりで、10時過ぎまで待ってる人が絶えないほどの混みよう。とっても大人気って感じで少し驚いた。カウンター席に案内され、例のぐるぐる回るベルトは目の前だった。しかし、何年ぶりかも思い出せないほど、久しぶりの回転寿司を、ミラノで経験するとは。モデル風の可愛いおねーちゃんを何人も連れた怪しい業界人風や、イタリア人の家族やカップルで埋め尽くされた店内。よっぽど写真撮っちゃおうか迷ったが、トラブりそうなんで止めておいた。

で、夕食後。そぞろ歩きをしつつ、ドゥーモを目指した。夜のドゥーモはこんな感じで、あまりしっかりとライトアップしてるわけでもなかった。ちゃんと見れるといいんだけど…。

2月10日(木) 電池を買いに…@ミラノ

疲れた。

今日一日を最も簡単にかつ的確に表現するのは、この言葉しかないだろう。一日の大半をクリーンルームで過ごした。仕事を終える直前には、吐き気を催すほどであった。これは恐らく、光学顕微鏡をずっと覗いて、眼を酷使し過ぎたからなんだろうけど。ともかく、息も絶え絶えではあるが、ナントか残すところあと一日というところまでこぎ着けた。

* * *

イタリア人はとにかくうるさい。クリーンルーム内でも、でかい声で歌ったり、ばか笑いをしてる人が大勢いる。歌も、ちょっと軽く鼻歌をフンフン、などと生易しいものではなく、本気でしっかりと腹から声を出しているのだ。あの歌い方、まるでカラオケボックスや車の中で、独りで練習してるような感じであった。

ま、なんでもいいが、細かい仕事をしてる後ろでばか笑いやデカ唸り声を張り上げるのだけは勘弁して欲しいものだ。

* * *

仕事の帰り、事務所に戻るには遅くなりすぎてしまったし、特に行く必要も感じなかったので直帰することにした。その方が、断然滞在先にも近いので楽だし。

そこで出来た時間を利用して、スーパーに寄ることにした。この辺りでは(というか、イタリアでは、なのかな)、木・金曜は、遅くまでスーパーが開いてるのだそうな。郊外型巨大店だと、22時や23時まで開いてることも珍しくないらしい。いくら仕事で遅くなったとは言っても、まだまだ閉店までは余裕であった。

買い物と言っても、欲しかったのはただの乾電池。単三型アルカリ電池があればそれで用事は済む。どういうわけか今回の出張では、部屋でほとんどずっとCDを聞き続けている。テレビは初日に少し見た程度で、以降ほとんど電源も入れていない。CDプレイヤーの電池が切れてしまった昨晩は、ちょっと寂しい思いをしたのだった。

普段家に居るとテレビ漬けに陥りやすいので、こういう生活もたまにいいんじゃないかと思う。

* * *

仕事は明日までだが、ミラノには日曜日まで滞在する。かみさんも呼んで、この週末をミラノで過ごすことにしたのだ。明日は別のホテル(今いるレジデンスホテルは会社が取ってるところなんでね)に移動しなけりゃいけなくって、ちょと面倒だが仕方ないやね。

2月9日(水) キレイに晴れた@ミラノ

ふぅ。まだ、水曜日だ。もう、とも言えるが。

仕事の方は、なんとなく中途半端なままになりそうな予感。上手くいってないとは思わないが、思い通りに進んでるとも言えない。折角フランスから出張で来てるんだから、それなりに成果は残していきたいのだが、そうそうウマクいくもんでもない。

* * *

今日のミラノは朝からとてもいい天気で、ほぼ快晴。昼頃、セーター姿で外を歩いてると軽く汗ばむほどの陽気だった。だが、それも建物の陰を通ってればの話であって、実はかなり風が強く、やはりそれなりに寒かったりもする。

あまりに綺麗な空を見上げつつ、「こういう天気って珍しいの?」と、一緒に仕事をしてるイタリア人に聞いてみた。「珍しいと言うほどでもないが、曇ったり霧が濃かったりする方が多いかな」と、彼は言ってた。「風の強い日はこうしてキレイに晴れることが多く、きっとそれは普段街をくすませてる塵や埃をどっかにすっ飛ばしてるからだろね」とのこと。なるほどね。この街なら、さぞかし塵の飛ばし甲斐があることだろう。

「今日の天気はこんなだったよ」と、夜、南仏にいるかみさんに電話した。500km離れてはいても、エクスも似たような天気で、晴れてはいたがミストラルが吹いたらしい。

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夕食はMacで済ました。出張中は何だかんだ言っても、お世話になることが多い。普通にレストランに行くとなると、レストラン探して・メニューを決めて・ワイン飲んで・時間を掛けて、ということになってしまう。仕事で疲れてるのに余計に疲れそうだ。勿論、そういった行為そのものが心身の疲れを癒すというか、変なことを忘れさせる効果があるとは思う。だが、その状態を得るにもやはりエネルギーが必要なんだな、と思った。

2月8日(火) つらつらと@ミラノ

まだ火曜日だったのか。

この日記の日付のところを入れててそう思った。つまり、まだ週の半ばにも来ていないのか、という言葉がその後に続く。異常に忙しかった、というわけでは無い。だが、同じ時間だけ働いても、その仕事がどこを向いているものなのかで、やはり疲れ方も違ってくるようだ。仕事は仕事だよ、と言葉では言えるがやはり差を感じるなぁ。

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テレビがつまらないので、昨晩は一瞬付けただけで直ぐに消してしまった。ただ、CNNのBreaking Newsで取り上げてた「イスラエルがレバノンを空爆」した件は少しだけ見た。残念ながら、今のところ僕にはこの出来事の背景が理解できていない。というか、記事で読んだり見たりしても、どうも現実感が伴わないのだ。私はこういう出来事を捉えたり、感じとったりする能力が欠けているのかもしれないなぁ、などと思いつつテレビの電源を切った。

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冒頭にも書いたが、結局のところ今日は仕事で少し遅くなってしまったのだ。それに客先の食堂で、昼食をしこたま食べてしまったのもあって、あまり食欲も湧かなかった。そんなわけで、会社からの帰り、その時間でも空いてるガソリンスタンド併設のバールでビールやポテチを買い、適当に夕食としてしまった。

「折角ミラノに来てるのだから」という話もあるが、とても独りで町中に出ていく元気はない。ま、今の滞在先や事務所がミラノの縁の部分であって、繁華なところでは決して無いからなのも出不精になる原因だけどね。

2月7日(月) またしても@ミラノ

昨日寝れたのは、結局2時過ぎであった。本当はさっさと寝て元気に起き出そうと思ってたんだが、時間が遅くなるに連れどんどん目が冴えてきてしまい、どうにもならなかったのだ。

いくら寝たのが遅いからと言って、4時起きと言うこと自体に変更はないわけで、キッチリとその時間に起き出した。睡眠時間が短すぎるぐらいの方が、シャキッとするのかもしれないな。などと思いつつシャワー&軽い朝食とコーヒー。で、真っ暗な中を空港へと向かった。

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チェックインしてゲートそばで待ってると、知ってる顔が近づいてきた。イブさんだ。この人は、日本人女性と結婚してエクスに住んでるフランス人で、南仏日本人会で知り合った人だった。仕事で多忙な日々を送っており、僕と同じミラノ行きに乗るんだが、彼は日帰りだそうだ。僕もかつて一度だけミラノ日帰り出張ってのをやったが、二度と御免だと思ったものだ。

さすがに空港でボーッと椅子に座って待ってたりすると急な眠気に襲われる。だが、ここで寝てしまうと飛行機に乗り遅れるんで、頑張って目を開け続けた。気分転換にと思い、持ってきたCDを聴いてみた。早朝の薄暗い空港でBeethovenの弦楽四重奏。無茶苦茶良かった。あぁ、買ってよかった。

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ミラノ到着後、マルペンサ空港から中心部の北駅まで行くMalpensa Expressなる電車を使ってみた。片道15,000リラと結構安い。自販機で切符を買ってまで乗り込んだ私なわけだが、実はアリタリアの航空券や半券を持っていれば無料で乗れたのだった。15,000リラ損しちゃった。ま、1,000円足らずだし、出張中の交通費だから、問題なく会社に請求できるけどね。

というわけで、今週一週間、この思ったよりも暖かなミラノに滞在する。

2月6日(日) ビデオと音楽の一日

少し寒く、日曜にしては早めに起き出した。最近は、以前ほど休みだからと早めに目覚めてしまうこともあまりなく、ゆっくりと起き出すことが多かった。だが、昨夜は来客があったにもかかわらず、ワイン飲みつつビデオなぞ見てたら、アッと言う間に沈没してしまい、気付いたら既にお客さん達は帰った後だった。あぁ、情けなや。でも、眠くってね、つい。申しわけない。

てなわけで、今朝は早めに起きたのだ。カーテンを開けると、外は寒々と曇った暗い空だった。ちょっと陰鬱な天気。見るビデオも沢山あるし、聴きたいCDもしこたま仕入れたんで、今日は出掛けずに自宅で過ごすことに何となく決定。その前に少しWebって、ニュースや日記のチェックなど。

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午後ぐらいに見てたビデオの、『平成教育委員会スペシャル』と『火曜サスペンス』の合間にルイヴィトン杯のドキュメンタリーが入ってた。“阿修羅”と“韋駄天”という、2艘の特性の違う船を用意したNippon Challengeチームの話。結果しか知らなかったので、こういう細かな情報は嬉しく、つい見入ってしまった。

そこで思い立ってWebをチェックしたら、アメリカズカップのチャレンジ艇が決まっていた。4-4で迎えた最終戦を征したのはプラダチャレンジであった。あ、イタリアのチームが勝っちまった。と言うことで、今度のアメリカズカップはアメリカチーム抜きと相成った。

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明日はミラノへ出張。なんか、イタリア人に自慢されそうだなぁ。

2月5日(土) マルセイユに行ってみた

何故かマルセイユに向かう、わし達。

手続きモノとかお役所へ行くとかの用事でも無いと、なかなか行く気が起きない。そんな町、マルセイユ。つい先日遊びに行ったのは、街中からは外れた場所だったから問題無いが、センターに入ると道は狭く、一通だらけ、路駐だらけなのだ。

街中にある巨大地下駐車場に車を置き、目指すは中華のお店。食材店ではなく、普通の中華料理屋である。なんで、わざわざマルセイユで…という話もあるが、そこには「杏仁豆腐」があるらしいとの噂を聞きつけたからだ。

何をバカなと思うかもしれないが、エクサンプロヴァンスにあるエセ中華料理店では、メニューにないのだ。体裁は中華料理ということになってるが、実際はベトナム中華であり、まともな中華料理店は一軒も無い。という誠に寒い状況なエクスなのだった。

聞いていた辺りを探すと、別の大きな地下駐車場入り口前にそれらしい店があった。外に貼ってあるメニューを見るとちゃんと「杏仁豆腐」の文字が。それに妙にメニューが読みやすい。と思ったら、何故かフランス語の下に全て日本語で書いてあった。ナンデ?

適当に頼んで食べてみたが、どれも結構美味かった。マーボ豆腐もちゃんとしてたしね。オコゲもあったなぁ。かなり腹いっぱいできつかったが、杏仁豆腐を食べなけりゃここまで来た意味が無い。で、無理矢理食べたが、手作りだと思われるそれは結構いけた。いや、満足。値段も四人で500フラン足らずで済んだし。やっぱり、エクスよりもマルセイユの方が安いなぁ。

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食後、重くなったお腹を抱えて商店街をウロウロ。さすがにエクスよりもモノは抱負だし、人通りも多い。が、怪しげな人もやたら多く、カバン及び財布のことを常に気をつけながら注意しつつ歩いた。ほとんど外国に旅行に来たような気分。

結局私は、Virgin MEGASTOREでCDを何枚か買ったのみ。最近勉強中のクラシック、それも初心者向け?ということでBachとBeethovenを主に。YoYoMAが手に入ったのはラッキーだった。彼のCD持ってなかったからね。

2月4日(金) ね、眠いぃ〜

いや〜、ビール飲んで、夕飯食べて、ビデオ見ながらワイン飲んでたら眠くなってしまった。というか、ビデオの途中の記憶が無い。はて、これってどういうこと?

というわけで、とてもじゃないがまともな日記は書けそうにないんで、今日のところはこれまで。明日はちゃんとしよっと。

2月3日(木) 日本から色々とビデオ到着

今年2度目の出張が決まった。来週一週間、ミラノに行くことになった。寒そうだし、なんだか雑然としてて汚いし、あんまり好きじゃないんだけど。ま、仕方ないやね。これもまた仕事。

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昨日、かみさんの実家からビデオが何本も届いた。ドラマの、それも正月スペシャル系が多かった(今も、裏ではショムニスペシャルが流れてる)んだが、少しバラエティー系も入ってた。で、久しぶりに見たパフィーの番組で、初めて「鈴木あみ」という去年流行ったらしい歌手さんを見て、歌を聞いた。

本当にアレがヒットしてたの?なんで、あんな下手なのに売れちゃったんだろうか。どうにも不思議で納得しかねる。とか言っても、この世の中何が売れるかそうそうわかるもんじゃないしな。別に、私が納得しなくてもウン十万・ウン百万の人が支持すればそれでいいだろな。ふむ。

2月2日(水) 優先駐車スペースを見て思う

一昨日のこと。

夕方、自宅に戻ってから車でスーパーへ買い物に出かけた。平日の夜なので、駐車場はかなり空いている。普段ならまず空いていない、店舗入口から極近い場所に車を置き、買い物カートを押して店内へ行こうとした。ふと目に付いたのが、入口の目の前にある、障害者用優先駐車スペースだ。そこは普通の駐車スペースの1.5倍ぐらい広く、真ん中に大きく車椅子マークがプリントされている。

ちょうど我々が通りすぎようとしたとき、カッとそこに赤い小型車が滑り込んできた。広いスペースに車を斜めに停めて、降りてきたのは元気な母子であった。子供は中学生ぐらいで、若い母親と一緒であった。見て明らかな通り、彼女たちは優先スペースに車を停めるべき人達では無い。だが、これはフランスでは当たり前に見られる光景なのだ。もう見慣れてしまって、驚きもしない。

同じようなことは、高速道路のサービスエリアでも見られる。日本でもそうだが、建物の間近や入り口そばは優先車用駐車スペースになっている。そこでも車を停めているのは、そこに車を置くべきでない人達ばかり。フランスでは、そういうものらしい。ま、日本でも同じだけど。

この点に関しては、どうしても以前住んでたオランダと比較せずにはいられない。何故なら、彼の国でこんなことを見た記憶が無いからだ。他がどんなに混んでいても、停めるべきでない人達が優先スペースに停めるようなことはなかった。

この差はどこから来るのだろうか。

「フランス人の個人主義が云々」という類の説明も出来ようが、それだと日本の場合には当てはまらない気がする。私が思うに、というかオランダに来れば一目瞭然なんだが、それは単に「数の違い」なんだと思う。つまり、優先スペースを必要とし、かつ堂々とその権利を行使している人達が沢山住んでおり、またそれがために、あまりにも当たり前のことと皆に受け取られているから、なのではないだろうか。

Amsterdamで町中に行けば、歩道を走り回ってる電動車椅子を見る。お店やレストランでも、買い物したり食事に来てる車椅子の客がいるのは、珍しくも何ともない。大げさにいうと、大きいスーパーだったら必ず見る。じゃ、これは、オランダには車椅子を必要とする人が、フランスや日本に比べて多いということなのだろうか。

データを持ってはいないが、そんなに大きく差があるとは思えない。つまり、オランダの方が目立つ、或いは単に外に出て行動している人が多いだけなのではないか。逆にいうと、フランスや日本では外に出にくい環境が邪魔をして、あまり自由に行動できていないからなのでは、と思う。

普段見ない・周りにいない → 使ってる人を見たことが無い → 折角空いてんだから停めちゃえ

冒頭の優先駐車スペースの話に戻ると、こんなことになってるんじゃないかと想像する。自分もかつては似たようなことを考えてたから。

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ジョスパン首相(仏)は、3年間で22億フランあまりの予算をかけて「障害者にやさしい街作り」を行うことを発表したそうだ。現在の状況が、あまりやさしくないことを一応判ってはいる、ということらしい。

2月1日(火) 溢れんばかりの…

カルキ分が水道水に多量に含まれてるからか、はたまた作りが悪いからなのか、ヨーロッパでは水回りの出来の悪いところが多い。ホテルしかり、普通のアパートもそう。

これは会社内の施設にもそのまま当てはまる。現在の仕事部屋がある階に、数カ所のトイレがあるのだが、それが今年に入ってから相次いで二週間ずつ閉められたのだ。修理のためらしいのだが、それが終わった後もどこが良くなったのかは不明である。

トイレで用を足して水を流したところ、それが溢れんばかりになってビビることが良くあるからだ。アレは恐い。自分の排泄物がそのまま流れ出ようとしてくるわけだし。思わず飛び跳ねて逃げたくなるというものだ。

やはり、水を流す前にはキッチリと服を整えておいて、すぐ逃げられるようにしておいた方が良いということか…。

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