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2000/08 < ↓ end of page > 2000/10
友人のOさん夫妻が近所まで仕事の関係で来ており、そこからレンタカーを借りて遊びに来てくれた。
お子さんを連れてたので、ベビーカーを押しつつ工事中で歩くところが狭くなってるクールミラボー通り脇の歩道を歩いた。石畳になってるそこをベビーカーで進んでいくと、余りの振動で子供が泣き出すんじゃないかと心配になってしまった。車輪部分に少しだけ調節可能のサスペンションが入ってるらしいが、ストロークが足りないのかあまり役にたってなかった。
*
昼食に入ったレストランで、まずは赤ちゃんにということで離乳食を与えたあと、さらに母乳もあげていた。それを見ていただんなさんが、最近太り気味の自分のお腹を気にしつつ『授乳してみたい』『この栄養をわけてあげたい』と、わけのわかんないことを言っていた。
* * *
エクスの美術大学の敷地に、瓦屋根の建物がある。私は全然気付かなかったのだが、かみさんは前々からなんだろうかと思っていたらしい。
で。そこに今日行って来た。何とそこは能楽堂、つまりは“能”の舞台だったのだ。まさかエクスにそんなものが有ったとはねぇ。この土日にこの催し物があることを南仏メーリングリストで知った私は、早速かみさんにチケット入手を頼んでおいたのだ。
今日のプログラムは、半能“養老”、舞囃子“八島”、狂言“棒縛”、そして休憩後の能“黒塚”という内容だった。能に関する知識の全くない私達にとっては、どれもこれもが初めて尽くしであり、新鮮な驚きだった。妙に鮮烈で険しく尖った音を出す笛の音、それに鼓や太鼓と掛け声の織り成す不思議な世界。まさしく異次元感覚だった。
残念だったのは、我々の知識不足は当然あるにしても、台詞自体の難解さに加え、独特の調子での言い回しに面でくぐもった声と、とにかく判りづらかった。いやはや、参ったッス。
今度は是非、ちゃんと予習してから見に行きたいと思う。
ホテルが仕事先まで近いこともあって、チェックインの朝だというのに余裕があった。
珍しくテレビをつけてみると、RAITREでオリンピックの生中継をやってた。どうやら、シンクロナイズスイミングのようで、地元オーストラリアチームの出番だ。あの、独特の手の振りを見ながら、「相変わらず不思議な踊りだなぁ」などとひとり思っていたところで、リフトが入った。潜って、別の人を下から持ち上げるというという例のアレ。
今まで見知っていたのは、普通に持ち上げて水上でポーズをとるようなものだけだったが、さすがに違ってた。まさか下から持ち上げた勢いで放り投げ、そのまま回ったりするとは思わなかった。いや〜、シンクロも色々と技が進化していくんだねぇ。
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経由で寄ったミラノ マルペンサ空港の本屋で、日本の新聞を買った。毎週の恒例になってるんだが、普段なら日経だけなのに、オリンピック期間中だけは朝日も買うことにしている。やっぱりカラー写真があった方が雰囲気だし。それに日経の8,000リラに比べて、5,000リラとかなり安いからって話もあるが。
* * *
アムステルダム時代の知り合いで、現在はブリュッセルに住んでる知人が近くまで来ている。久しぶりに、明日会うことが出来そうだ。
今日は夕方から病院に行ってきた。別にどっかが悪いということではない。英語が出来る医者をずっと探していたのだ。
先日辞めた秘書さんが、ずっと探し続けた挙げ句にやっとのこと発見したこの二人。一度会社に来てもらって話を聞いたところでは、英語はちゃんと喋れるしまともそうな人達だった。なにしろうちの事務所には、イタリア人の他にイギリス人とアイルランド人、それから日本人とおり、英語が出来る医者ってのはかなり重要なのだ。
医療用語ってのはかなり難しく、とても英語で説明は出来そうになかった私は、パリで受けた健康診断の結果を持参した。一通りの検査結果が、日本語と英語で併記されており非常にわかりやすいからだ。
30分ほどで問診と簡単な触診を済ませた。
*
そのあとすぐに、別の約束があった。昨日に続いてアパートの候補があるということで、秘書さんと病院のそばで待ち合わせてして見に行ってきたのだ。
一軒目は、道を挟んで海が真ん前というロケーションだったが、とにかく狭くって話にならなかった。場所は遠いし良くないし、あまりキレイじゃなく、いい点が見つからなかった。
二軒目と三軒目は同じ人が管理してるところで、これまた会社からかなり遠いところだった。3ベッドルームと広さは十二分の二軒目だったが、どうも周りの環境がよろしくない。交通量の多い道が近いために、二階にあるその家の中でもかなりうるさかった。
そこから少し歩いたところにあった三軒目は、通りに面した窓が防音になってて閉めてさえしまえば問題なかったのだが、これもまた狭くって住みにくそうだった。それに、玄関を開けていきなりキッチンと居間が一緒くたの部屋になってるなんて、ヨーロッパではかなり珍しい作り。う〜ん、イマイチ。
当分、仕事の合間の家捜しが続きそうだ。
夕方、事務所の秘書さんに案内されて、アパートの第一候補を見に行ってきた。
普段使ってる、海岸沿いのホテルにも程近いあたりの、少し山側に入ったところだった。普通のアパート(集合住宅)を想像してたんだが、一戸建てで1階と2階の世帯に分かれた、まるで二世帯住宅のようなところだった。海側には庭もあり、その先には大きく海が見えていて景色は悪くないんだが、建物がかなり古めで少し汚いこともあって、イマイチ気に入らなかった。直ぐ下を通ってる道がかなり交通量のあるところで、車の騒音がひっきりなしに聞こえるのもマイナスだよなぁ。
本当は二件目のアポもあったんだが、今日になって急に先方の都合が悪くなり、明日に延期になってしまった。思うに、住むところを決めるには、ある程度数をこなして慣れてこないと、雰囲気が掴めずにとまどうことが多い 。やはり、数件はせめてチェックしてからじゃないと、ちゃんとした判断が出来そうにない。
午後からミーティングがあり、そのための準備などに追われて午前中は終わってしまった。相変わらず、いい加減な準備と適当な資料とよく分からない説明に終始したわけだが、結果はそれなりに良さげなので、あまり突っ込まれずに済んだ。あと一踏ん張りで、やっと長かったプロジェクトも終了。ふひぃ。
* * *
手続上は既にイタリアの住人ということになるんだが、未だに住むところが決まっていない。一応、声は掛けてあるんだが、外国人向けの住宅となると難しいようだ。設備、値段、契約条件の他にも安全面も考慮しないといけないわけで、一筋縄ではいきそうにないなぁ。
2件ほど候補が上がったので、明日の夕方見に行くことになっている。場所はかなり遠いところなんで、その点ではイマイチなんだが物件をこの目で見てみないことには始まらない。
あ、それからイタリアでの銀行口座もまだ開設していない。これがないことには給料も入らないわけで、やっぱりまずいよなぁ。さっさと作ってしまわないと…。
月給がウン百万リラとなるわけで、一桁間違ってても気付かないんじゃないかなぁ、と今から余計な心配をしてしまう。2週間滞在したホテルの明細なんかでも、ちょっと見じゃ幾らぐらいなのかわかんないもんねぇ。いきなり 2,377,200リラ とか書いてあったら、わけわかんないって。
また来ちまったぜ、シシリーに。
* * *
ちょっと前までは仕事でもバリバリ使ってた個人IDの方の電子メールだが、オフィスで普通に使えるアカウントが手に入ってからは、本来の姿である私的なメッセージ専門となりつつある。それでも、未だに仕事関連のメールは来てしまうので、ホテルに戻ってのんびりメールチェックというわけにもいかず、夕方頃にWebメール経由でチェックしてみた。
直接仕事に関連したメールはなかったのだが、社内の友人向けのMLからの配信があった。この日曜日に知り合いが結婚したのだが、それに参加した別の友人が、自分のWebスペースを使って式や二次会の写真を公開してくれた。こんなとき、デジカメ&internetってのは本当に便利なツールだなぁ、とつくづく感じた。
もし日本にいたら間違いなく夫婦共々二次会に参加してたのだがそうも行かず、花を贈ることで勘弁してもらった。
何はともあれ、オメデトウ > K君&Iちゃん。
それから、Webで写真を公開してくれてありがと > Hピィ
たとえ何処に出掛けずとも、やはり家にいるのはいい。
普通に起きて、普通にパソコンで遊んで、合間にテレビでオリンピック見たり、本を読んだり。そんな、普通な明け暮れですんでしまった今日だけど、それでも決して空虚でもなく無駄でもない。そう感じた。
ここのところ、出張先で無駄な週末を過ごすのを良しとせず、無理にでも毎週戻るようにしてる。仕事の効率とか、経費とかの面だけを見たら、とんでもない話かもしれない。それでも、私は仕事をするだけの機械ではなく、一個のもの思う人間であり、疲れもすれば嫌気も差す。それでもなんとか折り合いをつけながら、こうして仕事へと向かっていってるのだ。
*
ということで、いい加減夏休みが欲しいなぁ。考えてみれば、両親が来仏した6月に一週間休んだだけで、冬休みも春休みも夏休みもお盆休みもとっていない。
疲れもピークに達しつつあるなぁ。
* * *
日本から出張で来てる人達の、新しめのパソコンを見るにつけ、そろそろ新調したくなってきた。デスクトップは現地調達しかないだろうけど、ノートPCは日本で買いたい。そう思って、最近はもっぱらWebで各社の製品紹介ページを見ている。使い勝手のことを考えると、そりゃvaioも魅力的ではあるが、IBM の ThinkPad がいい。
今も使ってるから、というのも理由の一つだが、ノートでもまともなキーボード(サイズと配置)を持っているのがいい。今更、変則的なキー配置や右端だけキーピッチが詰まってるようなPCは使いたくないからだ。
今のところ、サイズや仕様的にはこれがベストかな。Windows2000モデルがいいなぁ。
かみさんが買っておいた Chateau Latour の2ndもの Les Forts de Latour '94 を飲むことにした。
いくら2ndブランドとはいえ、380フランはかなり高い。本当なら誘いたい「高いワインを飲む会」(仮称)のメンバー達は、アフリカ旅行に行ってたり既に日本に帰ってたりして居ないので、我々二人だけで味わうことになる。
出張先で、シシリー島産の軽くてわかい白ワインぐらいしか飲んでいない私には、その強く深い香りはなかなか刺激的であった。PAUILLAC独特のキノコっぽい香りに、濃いめの紅、そしてスムーズな舌触りとその味。うまかったぁ。
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日本からの通信販売で手に入れた本の中から『ハンニバル』をいま読んでいる。フィレンツェでの華麗な生活を楽しんでいるレクター博士は、ワインも高級志向でペトリュスとかディケムとかの、私などはその名前しか聞いたことが無いようなものを愛飲している。
後書きにあったように、この話も『羊達の沈黙』の続編として映画化されるようなので、機会があったらその辺も気にしながら見てみたい。ジョディーフォスターが出演しないのは残念だが、主役であるレクター博士はアンソニーホプキンスがまた演じるようで安心した。小説を読みながらも、私の頭のなかでレクター博士の台詞をしゃべっていたのは、まぎれもなく彼だったからだ。
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さてこれが読み終わったら、ハンニバル続きで『ハンニバル戦記 ローマ人の物語II』を読もうかと思ってる。何かの書評で、この本にはローマ帝国時代のシシリー島の歴史に関したことが書いてあると知った。それもあって高いとは思いつつも注文したのだ。本そのものの値段もさることながら、大きく重くなるとそれだけ送料が嵩むわけで、いろんな意味で高くついている。当然、内容にはかなり期待しているのだが、さて…。
* * *
かみさんが、日本で通販してるところを発見してくれた。このページのfw-19がそれ。ほぉ、8,300円なんだ。
Alitalia航空の国内便がストらしい。
…そういう連絡が、昨日クリーンルームで仕事をしてるときにきた。ミラノ経由でマルセイユまで帰るわけだが、ミラノ - マルセイユ間は国際便ということでストの対象ではないようだが、それでもカターニャからミラノまで行かないことにはマルセイユ便にも乗れない。
代替便として探してもらったのは Air Europe というところのミラノ行き。混雑が予想されたために午前中のうちにチケットカウンターまで行ったのだが、Alitalia が動いてないため空いた構内は意外と静かだった。昨日の話では午後一時からスト突入と聞いていたのだが、すでに午前中の便から止まっているようで、Alitalia のカウンターに普段見られるような行列は無かった。
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予定通りなら、乗り継ぎのミラノで2時間近く余裕があるはずだったのだが、ミラノ便が1時間以上も遅れたんで、慌てて Alitalia のチェックインをするはめになった。transfer なんで内部のカウンターでチェックインすれば済むんだが、どこも凄い混雑だったので諦めて一旦外に出て、通常のチェックインカウンターに向かった。
結果的にはこれが大正解で、がら空きのカウンターで並ばずにすぐさま手続き完了。ラッキー。
なんだカンダと遅くなり、今週2度目のマクドナルドでの夕食。寂しいなぁ。
残存項目はあったが、いちおうは一段落。これで、自分本来の仕事に集中できる、はず。
* * *
無駄に敷地が広いだけの今回のホテル。
帰ってくる時間には切れてて、尚且つ朝出る時間までは動かない、というまことに具合のいいエアコンが装備されているこの部屋。湿度を伴った暑さがぶり返してきてるカターニャでは、この仕打ちはかなりツライモノがある。それを少しでも緩和しようと、蚊が襲ってくる危険もかえりみずベランダへつながる窓を開けてみる。
海に面した丘のようなところに張りついたホテルなんで、ベランダに出ると眼下には大きくひろがった海。月明かりが波のない穏やかな海面に反射し、その中に小さな灯りを点した漁船がゆっくりと流れていく。右の方に目を向けると、近くの漁港にある灯台からの光線が、目線の高さで周期的に廻ってくる。
あ、これでエアコンがちゃんと使えれば言うことないんだけどなぁ。
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もう一つ。隣の部屋で寝てる人のいびきがここまでよく聞こえてくる。気分は温泉旅館か、はたまた誰かの自宅に泊まってるようだ。
普段使ってるノートPCを、いま仕事してるオフィスの社内ネットワークに繋ぐべく奮闘した。何年ぶりかで、仕事中にパソコンの設定を直しては再スタートなんてことを繰り返してしまった。暇な部署に居た頃、日がな一日中そんなことばかりをしてた時期もあったなぁ〜なんて、少し懐かしく思ったりして。今から考えると、ただの給料泥棒だったなぁ。
この手の設定ってのは、システム部門が勝手にやってくれて、ユーザーは使うだけってのが、最近の風潮だと思う。いかに辺鄙な事務所にいるとはいえ、こんなことに時間を費やすのは無駄だよなぁ。少なくとも、我々のような素人が、本業でない仕事のために貴重な時間を割いてまでするなんて。
未だに思ったようには設定できていないんで、明日もまた続きをやることになりそうだ。ゲンナリ。
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眠いんで、今日はここまで。
昨日来た二通のメール。それぞれ、知り合いの女性からだった。
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一通はオランダに住んでた頃に近所だったKさんご夫妻の奥さんからで、もうすぐ帰任されるとのこと。同じような時期にオランダに来たことや、私が出張で平日いないことが多かったときなどにかみさんの相手をしてもらったりと、色んな面でお世話になったものだ。
そういえば住んでたアパートの大家がアメリカから戻ってくることになり、フランスへの異動が近いというのに別のところへ引っ越したことがあった。まだ、荷物を運び入れただけで全然片づいてなくて、うちでご飯を食べられるような状況じゃなかったころ、Kさんの奥さんがお寿司の差し入れを持ってきてくれたことがあったなぁ。とにかく美味かったことだけは覚えている。そうか、あれから二年も経つんだねぇ。
チャンスがあればオランダで、それがダメでも日本に戻ったときには連絡させてもらいます > Kさん。
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二通目はアフリカからだった。
今、旅行でケニアに行っているはずのHさんが、おそらくは Internet Cafe からだろうか Hotmail を使った短い英語のメール。生まれて初めてアフリカからメール貰っちゃった。
internet で繋がってるだけなんだから、その発信地や経路なんてあまり意味を持たないはずなのに、やっぱり小さな驚きもあるし、嬉しくもある。たとえ短くても、その人から発せられた言葉には、その背景が溶け込んでいるのだ。それが少しだけ、こちらにも透けて見えてくる。
* * *
今日からまたシシリー島に来ている。そろそろ涼しくなってきたなと思ってたカターニャだが、夕方事務所に着いて聞いたところ、昼には40度まで気温があがったらしい。
まだまだ、秋は遠いようだ。
昨日に引き続き、ページをいじいじ。
今回はデザイン変更を諦め、表紙のごちゃごちゃ感を無くすことに専念した。単に、余分なところを別ファイルにしただけで、実際の整理には結びついていない。臭いモノにはフタと同じ発想だが、やらないよりはいいだろう。
リンクのページから、最近全く使うことの無くなった(というかインストールされたマシンが一台も無い)OS/2関係のリンクを消し、その以外のリンクも見直しを図った。ちょっと放っておくとすぐ陳腐化してしまうし、いっそリンクページそのものを無くそうかと思ったほど。
ただ、出先から他人のPCをちょっと借りて使うときに、「あのサイトどこだったっけ?」とアタフタした時に自分のリンクページを使うことも多く、やはり簡単には無くせない。うむむ。
* * *
125ccで、東選手が会心の走りで二位表彰台となった。三位まではインタビューされるんだが、久しぶりに東選手の話が聞けた。宇井が不調気味のマシンでなんとか三位に入ったが、優勝した Locatelli とのポイント差は更に広まってしまった。
ポルトガルGPで大転倒した250ccの中野選手が、今日のバレンシアGPでは見事に優勝。Winning run のとき、バイクを止め日の丸を受けとったまでは良かったが、その後の押しがけに失敗し、オフィシャルに二度もバイクを押してもらっていた。以前のレースで優勝したときに、シャンペンシャワーで転び、かなりの受けを取ったという実績もある選手だからねぇ。と、つい笑いながら見てしまった。
YAMAHAが4stエンジン開発に注力するため、来期は250ccのワークス参戦を行わないことが決まっており、ポイント争いで上位を独占してるこのチームは、そのまま500ccに移行するらしい。500ccの更なる混戦が楽しみではあるが、250ccクラスが詰まらなくなってしまうことも事実。痛しかゆしだなぁ。
500cc は McCoy がタイヤをズリンズリン言わせながらの独走で勝ち。Roberts は手堅く二位とポイントを更に積み上げ、年間総合優勝へとこちらも独走状態。途中、いい感じで二位に上がってきた Rossi は、直後に転けてしまいリタイア。それまでにもリアが滑り出しそうになったりと、やばめの走りだったからこの結果も仕方無しというところか。
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| 更に秋らしくなってきた夕焼け。当面はこの夕焼け特集でいこうかの。 |
テレビではオリンピック中継ばかり。その煽りを喰らって、eurosport ではバレンシアGPの予選が中継されなかった。今週末は自宅なので、ヨーロッパ最後のGPを予選からじっくりと見れるチャンスだったのに、やや残念。オリンピックもやってれば見るが、そんなに気合いを入れてみることもないし。
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床屋に行きがてら街中へ出て、まだやっていた朝市をのぞく。裁判所のところの市は、出店する店が増えたのか、駐車スペースを削ってまで店に充てるスペースを確保していた。そのため溢れた車(出店してる人達のトラックとかバンとか)が、道にはみ出して停めてあり、我々のような買い物客にとって動きづらくて邪魔。
店舗数が増えても、これじゃ全体の売り上げは下がるんじゃないかなぁ。余計なお世話とはおもいつつも、そう考えてしまう。
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このページのデザインも、なんとなく飽きがきたんで少しずつだがいじり始めた。一気に作り替えたり、全体を手直しする時間も気力もないんで、気付いたところからちょっとずつ。未だに日記ページのフレームを止めたいなと思っているけど、ウマイ代案も浮かばずに使い続けることに決定。
んじゃせめて表紙だけでもデザイン一新と行きたいところだが、これまた良い案が出てこない。ちょっと試してみたがパッとしないし。うむむ。
あ、そうそう。日記の名前を n's diary にすることにした。短くしただけ。
今日を最後に、カターニャ事務所で秘書業務をしてくれていたCさん(あ、またCさんだ。でもこの人とは別の人で、女性。)が辞める。地元出身のイタリア人で、イタリア語以外に英語とフランス語を完璧にはなし、仕事もしっかり確実であった。この損失は痛いな、と私は思ってる。
ただ、次の仕事はなにやら良さげなところらしいんで(やや政府絡み)、彼女のように多才な人にはその方が向いてるんだろうな。
そんなこんなで、オフィスマネージャーのIさんから、花束を送りつつ軽く挨拶などをしてもらった。お疲れ様でした。
* * *
南仏の自宅に戻り、ニュースでシドニーオリンピックの開会式を見た。なかなかいい感じの開会式だったが、入場行進で見た日本選手団のてるてる坊主軍団にはまいった。なんなんだ、あれは。
夏期オリンピック(シドニーは夏じゃないけど、便宜上)に出てくる日本のユニフォームは、見てる者が脱力するようなものばかりで、毎回嫌になるねぇ。
しかし、格好悪いなぁ。
* * *
ヨーロッパに赴任した直後、初めてきたオランダの、慣れない仮アパートに住んでた頃。テレビで流れていたのが、前回のアトランタオリンピックだった。夜の長いオランダの夏、それも広いアパートで独りと、あまりやることもなく漫然とテレビを見ていた記憶がある。
あれから四年。こうして、また次のオリンピックをヨーロッパで見ている。国はオランダからフランスへと変わってしまったけど。
思い通りに事は進まず、先が見えない中をナントカ這いずり回るようにして時間が過ぎていく。時間は、緩急のある不連続体の如く、私の周りをうねりつつ流れている。
原因を分析してみると、自分の理解不足、外部要因、それから対象としているモノそのもの問題がある。モノは既にほぼ最良の状態であるので、あとは要求を満たすための最適化と、外部要因の最小化を計るしかない。最初思ってたよりもターゲットとしている数値は厳しく、出来ることは面倒がらずに全部やっていかないことには、実現できそうにもない。
ただ。これから先も同じことを、より短い時間でやっていくことになるんで、せめてここではたっぷりと時間を掛けておきたいと思う。
それから理解不足の部分は手と頭を動かして、自分に取り込んでいくしかないと思っている。あ、言葉にするとやっぱり軽いなぁ。
* * *
…ということで昨日に引き続き、仕事を終えてみたら軽く十時をまわっていた。「こんな生活はもう嫌だっ」といいつつ、皆で夕食(時間的には夜食だけど)に行き、冷えたビールで一日を終える。お疲れさん。
今朝、ホテルの内線電話で起こされてビックリ。寝るつもりじゃなかったのに、朝まで、それもロビーで待ち合わせをしてた時間まで寝てたなんて。情けなや。
お蔭で朝までに作って送ることになっていた資料を出すことができず。申しわけないッス。と、思って「昼までにはメールで送りますから」と電話をしたら、どうやらナントカなってしまったみたいだった。ま、ある意味はホッとしたけどまずいよね、こんなことじゃ。
反省。(は、サルでも出来たんだっけな)
今度、フランスからイタリアへ異動することになった。
もう労働許可は下りてるし、私の分のVISAも既にパスポートに張られている。そのVISAは、ある期間内に“一度だけ”入国することが出来、最初の日から八日間以内に外事警察?に滞在許可申請に行かないといけないのだ。と、私は理解してるがイマイチあやしい。
その手続きのため、今回はミラノに来ている。
07:00
一緒に役所に行ってくれる担当の人と待ち合わせ、その人の運転で街中にある Questura という場所へ向かった。既にそこに入ろうと並んでいる多くの人達を横目に、何故か横からサクッと中に入れてしまったのは『イタリアには色んな入り口がある』ということの証明でもある。
07:40
で、実際の窓口の一つの列に並んだのが 07:40 であった。それでも私たちの前には十人ほどは並んでいた。だが、まだ窓口は開いてはいないのだ。一緒にきた担当のCさんに、何時に開くのかと聞いたら 「八時半」との答えが帰ってきた。つまり、一時間近くも並んで待ってないといけないのだ。
08:30
開く時間になったはずだった。だが、ガラス張りの窓口には「コンピュータトラブル」のような札が掲げられただけで、何も始まらなかった。ナンデ。
09:30
トラブル解消。なんとか列が進み始めた。が、異常に進みは遅い。
10:10
やっと我々の番が廻ってきた。手続きはホンの五分足らずで終了。有効期間が短い、だが一回きりではない普通の滞在許可証が出来た。これだけでは完全ではなく、この役所のエライ人のサインが必要なので、引き換え番号札を貰ってでき上がるのをロビー内で待つことになった。
* * *
12:40
やっとサインされた書類が手に入った。役所に着いてから丸々五時間ずっと立ちっぱなしで待ち続けた。前から「そうかなぁ〜」と思っていたけど、やっぱりこの国イタリアは最低だと、改めてそう強く思った。フランスも大概酷いとは思ってたが、上には上がいるということだ。(あ、“下には下がいる”の間違いか)
という調子で、緩やかに様々な手続きが進んでいく。
やっぱり希望はかなわず、ミラノで和食にありつけず。予想通りの展開ではあったが、折角来たのにぃ。
* * *
水曜日に大きめのミーティングがミラノで開かれることになっている。幸い、今回のに関しては本番に出なくていいので、正直なところ気が楽だ。自分が関係してる部分のプレゼン資料を作成するだけ。それにコアとなる部分は、ここ数ヶ月の活動で何度か行ってるプレゼンのをそのまま流用できるわけだし。
ヨーロッパに来てから最初の三年間と、ここ数ヶ月間の仕事を比べると、前者の内容は“広く浅く、とにかく色々”で後者のそれは“狭く深く且つ徹底的に”だ。それに、私の job title の本来の意味からしても、後者のような活動が正しいはずなのだが、事情によりそうも言ってられなかった。規模とか陣容とかからくる制約なので、ある意味仕方なかったのではあるが。
特定の命題に集中して仕事をしてきてはっきりわかったが、今まではなんと余計なことに時間をとられていたのだろう。本質でないところに忙殺されて、どうやら私はなかば殺されかけていたようだ。これから先がどう変わっていくかは定かでは無いが、出来れば当面は分散よりも集中路線で行きたい。
マイニッキエンジンで自分の登録を見てビックリ。わけのかわらんタイトルがついていた。昨晩は、眠くて眠くて倒れそうになりながら更新報告をしたことを思い出した。それにしてもナゼ『噴水』だったんだろうか。ナゾダ。
* * *
「早起きしてどっかに出掛けよう!」てな話になってたのだが、眠気には勝てずに結局起き出したのは十時半頃。いつものように朝食にシリアルを食べ、コーヒーを飲んだあたりから腹が痛くなってきた。
ずっと続くわけではなく、時折シクシク、キューキューと胃のあたりが。最初はそれでも耐えていたが、だんだんと起きてるのもつらくなり布団に横になった。だが、少し楽になったかと思うと、また痛くなりの繰り返し。症状に一番あってると思われた胃薬をのみ、様子をみてみるがあまり改善されない。
それでも夕方頃には、痛みが襲ってくることもほとんどなくなり、軽く下痢のような症状が出てきた。となると、やはり朝食のシリアルにかけた牛乳が原因だったのだろうか。初めて買ったBIO(最近フランスで流行りの自然食品)シリーズのもので、普通の牛乳ではなく“発酵乳”となっていた。うむ、あやしい。
が、折角症状が治まってきたというのに、再確認する気は起きないなぁ。
* * *
てなわけで、どこにも出掛けずに快晴の一日を無駄にした。布団で寝返りをうちつつ、ここで買った本などを読めたから、まぁいいけど。
空はそのあと、綺麗な夕焼けへと化けた。太陽の沈む位置といい、一段と秋が近付いてきたようだ。
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| 日没直前、19:50頃にベランダから見た夕日。この時間でも、夕日は夕日。サイズは1024x768で40KBほど |
* * *
さて、明日は早朝の便でミラノ。一泊して用事を済ませてからシシリーへと行くことになっている。乗り換えでは頻繁に通っているが、泊まるのは久しぶり。和食にいけるといいなぁ。
今週の初めに見つけておいた、新しいcgiを全面的に導入してみた。いわゆるカウンターなんだけど、同時にアクセス解析でもある。かなり良く出来てて、それに見易い。最初はうまく行かずに焦ったが、気付いてみればしょーもない間違いだった。
取り敢えずは動いてるんで、ま、いいっしょ。そのお世話になったページの説明によると“リンクサイト”だそうなんで、表紙のカウンターから直接リンクを張っておいた。もし、興味があるようだったらどうぞ。
* * *
もう少し、なんか書こうかと思ってたんだけど、久しぶりにボルドーの赤なんぞを飲んでしまったら眠くなってきてしまった。
なんで、もう寝る。
すっかり、日記を怠けてしまった。ここまで間があくと、前の事は忘れてしまってるなぁ。ということで、月曜からの分はテキトーな私の記憶を元に記しているため、いい加減だと思う。
* * *
昨日から天気が少し崩れ気味のシシリー島。ホテルをチェックアウトして外に出てみると、小雨交じりの涼しい天気。
事務所に到着し、駐在員のFさんに朝の挨拶がてら「すっかりシシリーも秋だねぇ〜」などと話しかけたら、「エトナ山に初雪です」と言われる。えええ、と焦って山のてっぺんに目を向けると、確かに白い雪が見えた。9月初旬で初冠雪とは、さすが3,000m級の山だけのことはある。
「んじゃ、来週の出張にはスノボーを持ってこないと…」などと言う冗談も出てくる。実はエトナ山の2,000m付近から上にはスキー場があるので、期間限定とはいってもシーズンになればスキーやスノボーが出来るのだ。
* * *
夕方のカターニャ空港。ミラノ行きの飛行機を待っていると、向こうから知ってる顔が近付いてきた。仕事上の付き合いのあるB氏で、来週ミラノであるミーティングに出るために出張だそうだ。「金曜から行くのは早すぎるんじゃないの?」と話を向けると、実家はミラノだから週末をそっちで過ごすためだそうだ。
B 「この週末はミラノ近郊でF1“モンツァGP”が開催されるので、混むから嫌だなぁ」
私 「実は私の同僚(日本人だけど)が何人かで見に行くらしいよ」
B 「よくチケット取れたね」
私 「エージェント経由で1人900,000リラだって!」
B 「おいおい、冗談だろ。90,000リラの間違いじゃないの!?」
私も確かに900,000リラは高過ぎだと思う。うむ。
午後からは、昨日とは別のエンジニアにあることに付いての質問を受け、それの説明にかなりの時間を費やした。ここで時間をかけておけば、先々自分が楽を出来ると踏んでのことだ。そうでもなかったら、あそこまで時間を掛けてはいられない。
裏切らないで欲しいものだ。
* * *
あ、そうそう。昨日トレーニングした仕事を、今日は彼らだけでやり遂げてきてようだ。取り敢えずは良かったが、それでも何か余計なことをしでかしてそうでコワイ。などといつまでも言ってはいられないのだが。
何が怖いって、彼らが怖さを知らない・認識していないということが、何よりも私にはコワイのだ。
新しい現地人エンジニア達を三人ほど引き連れてクリーンルームへ。自分でやるのはかなり久しぶりの仕事で、やり方を説明しつつ実地訓練となった。
一緒に仕事してみてわかったのは、彼らのレベルはかなり低く、使い物にならないかもしれないということだった。非常に基本的な事柄から噛んで含めるように説明したんだが、それ以前の問題のようだ。エンジニアとしての素養とか基礎的な能力とか。まいった。
週末も気付いたら終わってた。今日からまた仕事。
昨日の初ゴルフのために、腕とか腰とか疲れとか痛みとかが出るかと思ったが、ほとんど何もなし。無理せず力をあまり入れずにやったのが良かったのかな。というか、ちょっとでも力を入れると、ボールのはるか上空をクラブがかすめていくために、球が前に進まないのだ。
* * *
後は…。もう忘れた。
昨日とは違い、今朝はそれなりに早起きした。実は、駐在してるIさん・Fさん達とゴルフに行くことになっていたからだ。ただ、8年ぐらい前に何度か“打ちっ放し”に行ったことあるのと、何度かパターゴルフをやったことがあるだけな私は、ちゃんとしたコースに出るのは全くの初体験となる。あ、そういえばフリスビーを使ってやるディスクゴルフもテキサスでやったなぁ。あんまり関係ないけど。
* * *
中々の好天のなか、それでも微風のお蔭で思ったよりは涼しくコースをまわれたと思う。ただし、当然ながら初心者なわけで、ヘタすると一つのホールで15打とか叩いてしまうわけで、集中力も途切れ気味だった。それでもin/out共に82打ずつでまわれたんだから、まぁ〜ヨシとしよう。
なんか、やや甘いような気もするけどね。次回はもう少し頑張ってみたいなぁ。どうしても右手で打ってしまうんで、左手よりも先に右腕が疲れてしまった。これじゃいかんな。
起きてみたら午後1時だった。
寝る前に冷房のスイッチを切ったのが良かったのだろうか、とてもよく眠れた。空調の音が無く静かで、部屋を満たす空気も冷えすぎていない。かといって暑いわけではなく、ホテル全体が空調されているため、一部屋ぐらいエアコンを切っても暑くはならないのだ。
食欲はなく、飲みかけの水を少し飲んだだけで、水着に着替えてそのままホテルのプールへ。携帯電話と本とサングラスを持っていく。狭いプールと、それを囲むように並べられたベッドは空いていた。プールよりも、ホテルの敷地内から行ける専用の岩場(ビーチじゃないのが悲しい)に行ってる人が多いようだ。
バーでビールを貰い、ゴクリと一口。Tシャツを脱いで、海水を入れてるプールにつかる。少し塩っ辛い。あ、やっとこれで寝癖が取れる。
どうやら、今日から九月らしい。
九月って何て言うんだっけとメモを見直してみたら“長月”だった。秋の夜長とか秋刀魚とか秋桜とか。その手の日本らしい秋から離れて久しい。普段はあまり感じないんだが、時々ふと狂おしい程に何かが懐かしくなることがある。食べ物であることが多いが、車を運転しててふと思い浮かんだのが“ナスの漬物”だ。私の実家ではどちらかというと夏の食べ物だったと記憶してるが、暑い昼下がりに食べるご飯には、やはり自宅で漬けたナスが欲しい。
食いてぇ。